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競輪選手について 競輪の選手はすごい!
   競輪選手になるためには日本競輪学校(日本で1校のみ!)の入学試験に合格し、約1年間競輪選手に必要な技術と知識を身につけなければなりません。現在は近代的なトレーニング機器やスポーツ医学を取り入れて、徹底した選手育成が行われています。
 1年間の研修終了後、検定試験に合格することによって初めて競輪選手として登録され、レースに出場することができるようになります。選手になってからもレース成績で級班が形成されるというまさに実力の世界。競輪選手は狭き門をくぐり抜けてきた超エリートといえるでしょう。
 ちなみに学校では全員坊主頭です(笑)。

選手は主に2タイプ
   選手の戦法は大きく分けて
「自力タイプ」

「追い込みタイプ」の2つに分かれます。
 簡単にいうと『いかに速く走るか』を考えるのが自力タイプ、『いかに前を抜くか』を考えるのが追い込みタイプということになります。
 競輪は先頭でゴールすれば勝利、とはいえそこには他の選手もいるのでなかなか思い通りにはいきません。そのために自分の脚質と性格によって、自分を最大限活かせる先方を選択してきます。

 この中でもさらに、
「スプリンタータイプ」
「地脚(じあし)タイプ」の2タイプに分かれます。
この脚質の違いによって、季節の得意、不得意も出てきます。
 スプリンタータイプは夏が得意です。これは選手の筋肉が冬場は収縮して回転力が落ちてしまうのが理由です。逆に冬が得意なのは地脚タイプ。これは地脚タイプの選手の回転力が冬場にアップするわけではなく、スプリンタータイプの選手の回転力が落ちるのに対し、地脚タイプの選手の回転力が一定なのが理由です。




もうひとつの敵、風
   競輪ではトップクラスになると最高速度が時速70kmを超えるため、まず選手はこの風圧と戦わなければなりません。時速70kmで走る選手の後ろで走る(番手選手)と、ほぼ無風に近い状態だといわれます。それだけで前を走る選手の受けている風圧の凄さが分かるでしょう。
 競輪選手の練習方法のひとつに時速60kmの車の後ろに付いてこれを一気に追い越すというものがあります。また、バンクでの練習ではバイクの真後ろに付けて走り、そのバイクを追い越すという練習を行っています。これらは風との戦いに打ち勝つための練習といえるでしょう。

レーサー(競技用自転車)は特別製
   競輪に使われる競技用自転車はレーサーと呼ばれ、その機能は普通の自転車とは大きく異なっています。
 レーサーは多くの部分が軽合金で作られいるため非常に軽く、重さは7〜8kg(普通自転車は17kg前後)。全てオーダーメイドで作られており、選手はそのタイプや脚力により、自分に合わせたより速く走れるレーサーをオーダーしています。
  またレーサーは組み立て式で、ほとんどの場合選手が自分で持ち運び、各地のレース場を転戦します。競輪場付近で選手が大きなバッグを持っているのを見たら、それには分解されたレーサーが入っているのかもしれません。

ギア(ギア倍数)ってなに?
   選手によって細かな調整がされているものの、レーサーそのものは選手間において差があるわけではなく、レースに影響を及ぼすものではありません。
 選手、そしてファンが注目しなければいけないのは、
ギア倍数
、つまりペダルの根元についている大ギアと、後輪についている小ギアとの比率です。ギア倍数は、選手の脚力をはじめ、走路の状態、天候などに応じて、選手が自分で決めます。

 この数値は出走表や専門誌に記載されており、ファンにとっても推理を展開するうえでのひとつの大切な要素になってくるわけです。

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